エコーとは、子宮内の様子をモニター画面に映し出す超音波診断装置のことです。通常は診察室内に設置され、母親だけがわが子の成長を確認することができます。
当クリニックでは、父親を始め祖父・祖母などご家族にも映像を見てほしいとの思いから、独立したエコー室を設けました。専用部屋なので照度を落とし、見やすさに配慮しています。
小さな命の萌芽と成長を見守りつつ、父親としての自覚を促し、家族のつながりを実感してください。
入院施設は全14床。緊急入院時の妊婦さんの受け入れも考慮し、個人病院としてはやや多めの床数を確保しました。
全室個室にした理由はプライバシーへの配慮から。たとえ数日の入院期間でも、余計な気づかいをせず、母親と赤ちゃんが伸び伸びと過ごせるよう設計しました。
産後の過ごし方は、母子同室でも異室でもご希望に合わせて。例えば、日中は同室、夜間は異室など自由に選択できます。
陣痛が始まると、産婦さんによっては長い時間過ごすことになる陣痛室。肉体的にも精神的にも正念場となる場面こそ、心身ともにリラックスして迎えたいもの。人生における最も大事な瞬間であり、他の産婦さんと同室にならないよう陣痛室・分娩室とも2室ずつ設けました。
特に陣痛室では、ベッドに横になるよりも、立ち姿勢の方が分娩を促しやすいことから、自由に歩いたり、動き回ったりできるよう配慮。「産む力」を最大限に引き出すことが狙いです。
当クリニックでは、ママ友づくりのコミュニケーションの場となればという思いから朝食・昼食はダイニングで皆さんご一緒に召し上がっていただいています。
逆に夕食は個室にご用意しております。面会の方との時間を大切にお過ごしください。
妊婦さんや産後のお母さんにとって栄養バランスはことのほか大切です。また、入院期間中は普段に比べて自由が制限されるため、食事は唯一の楽しみと言えるかもしれません。当クリニックではほんの数日間でも、主婦としての役割から解放され、入院期間中を心豊かに過ごしてほしいとの思いから、朝食・昼食・夕食ともワンランク上の食事メニューをご用意しました。栄養価や味わいはもちろん、盛り付けや器にもこだわった本格的なレストランの味をお楽しみください。
産後の特別な1日、シェフ特製のディナーをご夫婦でご賞味ください。本格的な子育てが始まる前のほんのわずかなひとときを、思い出深く過ごしていただくための特別なコースメニューです。
[MENUの一例] 前菜の盛り合せ、ポテトのポタージュ、牛ヒレのグリエフォレスティーヌ、パン、季節のデザート盛り合せ、紅茶など